
MXR
M108S Ten Band EQ
10個の周波数帯を個別に調整できるグラフィックEQペダル。サウンドメイクの幅を劇的に広げ、ギターサウンドのキャラクターを細かくコントロールし、ハウリング対策やアンサンブルでの音作りにも威力を発揮します。
M108S Ten Band EQ のレビュー
MXR / M108S Ten Band EQ とは
MXR / M108S Ten Band EQ は、10個の周波数帯を個別に調整できるグラフィックイコライザー・ペダルです。ギターサウンドの細かなニュアンスをコントロールし、求める音色を創り出すための強力なツールとなります。
MXR / M108S Ten Band EQ の特徴
1. 10バンドの周波数調整
31.25Hzから16kHzまでの10個の周波数帯を、+/-18dBの範囲でブーストまたはカットできます。これにより、ギターサウンドの基音から倍音成分まで、非常に広範な周波数域を精密にコントロールすることが可能です。低音域のタイトさ、中音域の存在感、高音域の切れ味など、望むサウンドキャラクターを細かく作り込めます。
2. クリッピング回路の改善
従来のM108から、内部回路が改善され、よりクリーンなサウンドを実現しています。EQによる周波数帯のブースト時でも、不要なノイズや歪みの発生を抑え、ピュアなギターサウンドを維持します。これにより、アンプや他のエフェクターとの連携もスムーズになります。
3. 2つのアウトプット端子
ステレオ出力に対応しており、2つのアンプに別々に出力することができます。これにより、サウンドに奥行きを持たせたり、異なるキャラクターのアンプを組み合わせたりといった、より高度なサウンドメイクができます。ライブパフォーマンスやレコーディングでのサウンドの幅を広げます。
4. ノイズリダクション機能
内部LEDによるノイズリダクション回路を搭載しており、EQで周波数をブーストした際などに発生しがちなノイズを低減します。これにより、クリアでノイズの少ないサウンドを提供します。特にクリーンサウンドやクランチサウンドにおいて、その効果は顕著です。
5. コンパクトで堅牢な筐体
MXRならではの堅牢なメタル筐体を採用しており、過酷なライブ環境でも安心して使用できます。また、ペダルボードにも収まりやすいコンパクトなサイズ感も魅力です。限られたスペースを有効活用したいギタリストにとって、とても嬉しい仕様と言えます。
まとめ
MXR / M108S Ten Band EQ は、その精緻な周波数コントロール能力と、ノイズリダクション機能、そしてステレオ出力といった多彩な機能により、ギタリストのサウンドメイクの可能性を大きく広げてくれるエフェクターです。求めるサウンドを徹底的に追求したいプロフェッショナルなギタリストにとって、間違いなくおすすめできるエフェクターです。